家賃の交渉ってできるって聞いたことがあるけど、どうやってするのかな?
値引きっていってもいくらくらいで交渉したらいいのかな?
値下げ交渉が上手くいくコツってあるのかな?
こんな疑問にお答えします。
オーナーの目線で、こんな風に交渉されたら家賃下げちゃうよなぁって思う具体的手順を惜しみなく公開しています!
- 家賃値下げ交渉の具体的な手順
- いくらくらいなら家賃の値下げ交渉をしても良いのか
- 家賃の値下げ交渉する際のコツ
【超簡単】家賃値下げ交渉手順~家賃を下げるためコツ3選~
- 交渉のタイミングは更新月の少し前
- 家賃の相場を調べて、交渉材料にする
- 最後まで諦めない!必殺技「フリーレント」
最終手段もありますよ!
目次
家賃値下げ交渉の具体的手順
家賃交渉するための具体的な手順を紹介します
ツネは不動産のオーナーをしているので、参考になるかと思います((((oノ´3`)ノ
1家賃値下げ交渉のコツ:交渉するタイミング
そもそも交渉っていつでもしていいのかな?
って疑問があると思います。
これは更新のタイミングの数ヶ月前が望ましいです
更新直後でも、できないことはないですが・・・
「つい先日の更新時に納得されたんですよね?」って言われてしまうとどうでしょう?
すいません。ぴえ~ん。ってなりそうですよね(笑)
少なからずオーナーは入居者様の更新のタイミングで「退去にならないか」を気にしています
それに入居している皆さんからしても、更新月は他の物件に引っ越ししようか検討する時期ですよね?
なので、交渉するタイミングとしては「自分も他の物件に引っ越しも検討しているとしっかり理由付けができる」ため
「ただ闇雲に家賃にケチをつけているわけではない」ということが交渉相手にも伝わると思います!
2家賃値下げ交渉のコツ:家賃の相場を調べよう
では、実際に家賃の値下げを交渉するとして
「いくらくらいの金額を交渉したらいいの?」
という疑問が出ますよね。
結論から言うと、それはあなたが住んでいる物件によって異なります。
「え~、そんなこと言われてもわかんないよ」って感じですよね!笑
大丈夫です!超簡単に調べられますからご安心ください(^^♪
まず、大前提として、家賃というのは基本的に年々下落していくものです。
なので、あなたが住む期間が長ければ長いほど、その物件の築年数は古くなっていくので、家賃は下がっていくはず・・・
それなのに、「新築当時のままの家賃を払い続けてる」とか「契約した当時の家賃を何年も払い続けている」なんてことはないですか?
家賃の相場を調べる方法で、いちばん分かりやすいのが、今あなたが住んでいるその物件に空室がある場合です
SUUMOやアットホームで自分の物件を検索して、自分の物件の空室が家賃いくらで入居募集されているか確認してください
Googleで「〇〇(物件名) △△県(市町村) 賃貸」と検索するのもいいです
もしも、自分の支払っている家賃よりも、安い家賃で募集されていたら大チャンス到来です!
「〇〇円下げてください」というより
「今、募集されている家賃と同額にしてください」
のほうが、しっかり根拠もありますし、オーナーとしても、安い賃料で実際に募集をかけているので仕方ないかなってなりやすいですよね!
色々調べていたら、この物件の募集ページを見つけました
この部屋はとても気に入っているし、出来るだけ長く住みたいと思っています
この募集ページと同じ家賃設定にしてくれるなら、次も更新しようと思っています
何とかお家賃をこの募集条件と同額にしていただけませんか?
これならただ闇雲に
「家賃下げんかーい!!」なんて言っておらず(笑)
ちゃんとした根拠があるので、応じてくれやすいはずです!
ご自身が住まれている物件に空室がない場合
この場合は同じくSUUMOやアットホーム、Google検索で近くの
- 同じ間取り(1LDKや2LDKなど)の
- 同じくらいの築年数の
- 同じくらいの広さの(〇〇㎡)
- 同じ建物構造の(鉄筋系、鉄骨系、木造)の
物件の家賃を条件検索(条件を絞って検索)で調べてみて、今の家賃より安ければそれを交渉材料に使いましょう!
このお部屋はとても気に入っているし、できるだけ長く住みたいと思っているのですが、毎月のお家賃の負担が大きくなってきて・・・
3家賃値下げ交渉のコツ:値下げできない時は必殺「フリーレント」
残念ながら、家賃の値下げ交渉が上手くいかなかった場合
まだ諦めてはいけません!
そんな時は「必殺フリーレント」です
フリーレントとは、一定の期間の家賃を無料にしてもらうことです
オーナーが投資家の場合、少なからず将来的にその物件の売却を考えています。
家賃を下げてしまうとその分、物件の価値が下がり高く売れないので、出来るだけ家賃は下げたくないのです
実際にツネも家賃の値下げは最終手段です
なので家賃交渉で渋られたときは・・・
フリーレントを交渉してみましょう!
成功すれば家賃値下げと同じくらいのインパクトがありますからね!
「1ヶ月だけフリーレントにしてくれませんか?そしたらもう2年更新します」
こう言われたら、ツネがオーナーなら条件付きで間違いなくオッケーします
※条件とは2年以内に退去した場合は、1ヶ月分のお家賃を短期違約金としていただきますって感じです
例えば
家賃5万円を4万7000円に値下げ交渉をしたけど断られた場合
1ヶ月分の50,000円をフリーレントにして2年間住んでくれるなら、こっちの方が収入の減少は抑えられるし
家賃を下げなくていいから、物件の価値も下がらずに済むな
ってこんな風に考えるんですよ!
そして何よりアパート経営のいちばんのリスクは空室です
空室が発生すると、家賃が入らないだけでなく
- 部屋のクロス貼り替え等の原状回復
- ハウスクリーニング
- 仲介店に募集を依頼(広告料の支払い)
等が発生するため、結構費用がかかります!
でも、売却を考えると家賃も下げたくない
1ヶ月家賃を無料にすれば、あと2年住んでくれるなら、そのほうがトータル費用がかからない!
こう考えるオーナーは多いですので、フリーレントはまさに交渉の際の必殺技と言えます(^^♪
4家賃値下げ交渉のコツ:最終手段!設備をより良くしてもらおう
必殺フリーレントもダメだった場合・・・。
そんなときは、本当に引っ越しをしたいならするも良しです!
ただしまだ、そのお部屋に住むつもりなら・・・最終手段です!設備をより良くしてもらいましょう!
例えば
- エアコンを新しくして欲しい
- ウォシュレットをつけて欲しい
- シングルレバー水栓にして欲しい
なんて交渉してみましょう!
欲張りすぎるのは良くないですが、
お部屋の設備が良くなれば物件の魅力を上げることができるので、次の募集にも有利に働きます
そのため、オーナーも意外に簡単に応じてくれる場合がありますよ!
家賃交渉はダメだったけど、その分、設備を良くして快適に過ごしましょうって感じですね(^^♪
まとめ
家賃の値下げ交渉なんて…
と抵抗がある方もおられると思いますが、
言い方を間違えなければ悪い印象を与えません
先程の会話の中でも書きましたが、
・この部屋がとても気に入っている
・できるだけ長く住みたい
とまずは相手にプラスな印象を与える
交渉はそこからです
・他にここより安く魅力的な物件を見つけてしまった。
・でも、引越しにも当然、費用もかかるし、体力もいる。
・何とかお家賃を下げてくれませんか
とお願いすれば、よっぽど立地が良くて強気なオーナーでない限り少しは考えてくれると思います
ほとんどが管理会社に管理を任せているオーナーが多いと思いますので、管理会社にその旨をオーナーに伝えてもらえばいいです。
とにかく言うだけ言ってみることをオススメします
言うだけなら、無料なのでリスクはありません
交渉して、家賃が安くなったり、フリーレントになったり、設備が良くなったりすればラッキーです!
ぜひ一度、お試しください(^^♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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