・最近、学資保険は不要って聞くけど、実際どうなのかな?
・なぜ学資保険は不要なのかな?
・掛け金より増えるし、お得じゃないの?
・不要だとして、子供の学費はどうすればいいのかな?
こんな疑問にお答えします!(^^♪
最近では「学資保険は不要」なんてことが言われています。
ツネも実際に不要だと思います。
- 「学資保険がなぜ不要なのか」が分かり
- 「子供の学費はどうやって用意するとよいのか」のヒントを得られます
ぜひ、最後までご覧ください
目次
学資保険が不要な4つの理由
それでは学資保険が不要な理由を4つ解説します。
学資保険が不要な理由:元金が安全ではない
ま・ま・まじっすか!?(∩゜д゜)アーアーキコエナーイ
保険会社が倒産することはない?
本当に言いきれますかね?(・_ ・)ジーッ
残念ながら実際に何社か倒産してますよ(´;ω;`)
もし、倒産してしまったら・・・掛け金の全額を返してもらうのは難しいと思います。
銀行預金の場合はどうでしょうか?
銀行預金の場合は、銀行が倒産しても1,000万円と利息までは全額保証されていることはご存じの方が多いと思います。
学資保険で貯める額はだいたい200万円~300万円ですので
倒産リスクがある学資保険と
倒産しても全額保証がある銀行預金
子どもの学費を貯めたいのであれば、銀行預金のほうが安全だと分かりますね!
学資保険が不要な理由:途中解約の場合は元本割れする
学資保険のほとんどが、途中で解約すると、元本割れ(支払った保険料よりも、少ない額で返ってくる)が発生します。
これは皆さんご存じですかね!
なんて言われそうですが、18年間も貯め続けていれば、急な出費が必要なことも1度や2度ではないと思います!
実際に学資保険を途中解約している方は全体の10%以上います。
この方たちは、元本割れ。一生懸命に積み立てていたのに損しちゃったんですね。
学資保険の場合、18年間もお金を引き出すことができない。使えない。
こんな時にも対応できませんよ!
例)子供が私立高校に入学することになり、学費が思っていたより高額になった
急な出費で今すぐお金が必要で、給料日まで待てない
これらを銀行預金で学費を貯めていたらどうでしょう?
手数料もなしで、元本割れすることもなく、それまでの利息も貰えますよね?
「学費用に貯めていた口座から一時的に引き出しても、ボーナスで補填する」
銀行預金の場合、こんな選択肢もあるわけです!
銀行預金なら、途中で出金しても絶対にお金が減って戻ってくることはないですよね?
お金は必要なときに使えないと意味がありません。
18年間も資金が拘束される(お金が使えない)のは、リスクの1つだと思います。
学資保険が不要な理由:利回りが低すぎる
ちょっと待った!銀行預金では全然お金が増えないけど、学資保険では増えるんだよ!
お得じゃん!
じゃあ、次は投資という観点で見てみましょう!
学資保険って18年間でいくら払って満期でいくら貰えます?
200万円払って216万円になるんだよ!
8%も増えるんだ!
やっぱりお得じゃん!
お愚かなりぃ~~~!!!!(# ゚Д゚)ノ笑
たしかに200万円払って、216万になるのだから8%上昇してます。
しかし、これは18年間かけて8%しか増えてないわけですよね?
ということは、1年間にするとざっくり、0.44%です!
定期預金では0.3%ってのも普通にあります。
ここで1度考えてみましょう!
学資保険のリスクとリターンは合っているでしょうか?
- 保険会社の倒産リスク
- 途中解約の元本割れリスク
- 長期間の資金拘束リスク
〇リターン
- 年利 約0.44%
- 1000万円まではリスクなし
〇リターン
- 年利 約0.3%
これを見てどちらに魅力を感じるかは個々の価値観ですが、
これなら銀行預金で良くない?
ってツネは思いますヾ(・∀・;)
リスクが多い割にはリターンの差が少ないって思いませんか?
学資保険が不要な理由:インフレに対応していない
実はこんなリスクもあります!
今は銀行預金は低金利です。
しかし、これから18年間ずっと低金利だとは限りません。
金利が上昇することも全然考えられます。
実際にバブル期は銀行預金の利息がは8%くらいだったみたいですしね!
まぁ、ここまで極端でなくても例えば、
銀行預金の年利が0.5%とかになると・・・
辛くないですか?(´;ω;`)
学資保険は色んなリスクを背負っているのに、安全な銀行預金よりお金が増えないなんて・・・
結局のところ
学資保険はリスクとリターンが全くあってないですね!
これがツネの結論です(^^♪
学資保険の本当の目的は何か
そもそも原点に立ち返りましょう!
学資保険に加入する目的は何ですか?
子どもの教育資金を貯めたいんですよね?
「お金を増やしたい」が目的ではないですよね?
子どもの教育資金を貯めたいのが目的であれば
銀行預金が絶対に安全です!
ここまで記事を読んでいただいた方なら、納得していただけると思います!
もしも、少しでも多くお金を増やしたいのであれば、学資保険よりも、インデックス投資や債券に投資するほうが、遥かに効率がいいです!
例えば、毎月3,000円、年間3万6000円を年利3%で18年間運用した場合は以下のようになります。
元金 64万8000円
最終資産 85万6517円
最終利益 +20万8517円
学資保険は200万円を投資して、リターンが216万円でしたね?
毎月9,259円の保険料を支払って、18年間で増えるお金は16万円です(´・ω・`)
増やすのが目的であれば、月々3,000円をインデックス投資や債券に投資するほうがいいと思いませんか?
ツネの場合は、毎月5,000円の預金、5,000円をインデックス投資で運用して、子供たちの学費資金を構築していってます!
この比率は、好みや性格で個人差があるので、リスクをとりたくない方は預金100%でもいいと思います(^^♪
学資保険を今から解約したら損になる・・・どうすればいい?
すでに学資保険に入っている方で、このような悩みの方は多いと思います。
ツネも実際にそうでした。
約90万円の保険料の支払いをしていたのに、解約後に入金されたお金は約80万円でした。
つまり10万円損したわけです。
なぜ、わざわざ分かっているのに解約したのか・・・
それは目先の10万円よりも、将来得られるであろうお金をとりにいったからです。
今は10万円損をしてしまいましたが、この80万円を残り10年・年利3%で運用すると・・・
136万1928円になります!
56万円もお金が増えることになります。
いくらインデックスや債券でも確実にお金が増える保証があるわけではありませんが、
過去の運用実績から見るとインデックス投資の場合年利4~5%で資産が増えています。
優良な投資信託であれば、10年間の積み立て運用した場合では勝率は90%なんてデータもあります!
債券などを組み込んで少しリスクを低減させても年利3%はかなり現実的な数字ではないかと思います。
以上の理由から、ツネは学資保険を解約しました。
ツネは即解約をオススメしますが、このあたりは個人の判断です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
学資保険は、リスクの割にリターンが少ないということが分かっていただけたでしょうか?
お子様の保険に入ってないと不安という方もおられますが、そもそもどこの地域でも、お子様は治療費が無償だったり、かなり自己負担額を減らしてくれていると思います。
その分を貯蓄や投資に回すほうが、効率よく資産を築いていくことができますよ!(^^♪
以上参考になれば嬉しいです(^^♪
学資保険の他にもかんたんに節約できる固定費をまとめておりますので、こちらもご覧ください。