完全版!独学4ヶ月で宅建に一発合格した勉強法【テキストも紹介】

こんにちは!ツネです(^^♪

今回は宅地建物取引士の試験に独学で合格した方法について解説します!

実際にツネが実践した勉強法なので、ぜひ参考にしてください!

目次

宅地建物取引士とは

家を買うにしても借りるにしても不動産屋さんに行くのが一般的です!

不動産業者は宅地建物取引士である専任の取引主任者を置かなければいけません。

不動産契約の締結には、重要事項の説明をすることが義務付けられており、

その重要事項説明は宅建士にしかできません。

また従業員5人に1人は宅建士であることが義務付けられています!

ということは宅建士の資格を持っていれば不動産業開業もでき、不動産会社に雇用されるチャンスも増大するわけです。

不動産業に興味がない方も、生きていくうえで必ず必要となる「家」を買うにしても借りるにしても

知識として持っておいて損はない国家資格です。

宅建の合格率は約15%~18%

毎年約3万~4万人の合格者数となっています。

不動産のど素人が独学4ヶ月で合格した勉強法【概要】

ツネは不動産業界に勤めているわけではありませんが、独学4ヶ月で令和3年10月の試験に一発合格することができました。

その勉強法について解説していきます。

いきなり過去問を解く【教科書は読むな!】

これが独学4ヶ月で合格するための肝です!

ツネがいちばん最初にやったことは

【過去問を解く】

です!

「いやいや、全然教科書も読んでないのに過去問なんて解けるわけないじゃんww」

って思いますよね!笑

そのとおり!解けません!

でもね、教科書全部読んでも結局は数問しか解けませんよ!

教科書を読んでも、どこがどのような質問で試験に出るのか分かりませんよね!

そんな状態で教科書を読み続けても残念ながら試験で点が取れる確率は低いと思います。

しかし、過去問を解いていくとどうでしょう。

数年分の過去問を解いていくと分かりますが、

「この問題見たことあるぞ」とか

「この問題の正解はたぶんこれだな」というのが

数問は出てきます!

日本の授業を受けてきた私たちは、教科書で授業を受けて、理解しているかをテストで確認する行為が根付いています!

勘違いしてはいけないのは、いくら内容を理解していても、「点」をとらないと合格できません。

点をとることにフォーカスすれば、過去に出題された問題を確実にとれるようにするほうが

明らかに効率はいいと思います!

まずは宅建業法【権利関係はいちばん最後!】

次に学習する順番です。

宅建試験は以下のような構成になっています。

 

宅建業法と権利関係が合わせて34問と出題数が多いことが分かります。

ここでよく陥りがちなのは、宅建業法と権利関係を完璧にして合格を目指そうと考えてしまうことです。

そして、この2科目を比較すると、明らかに権利関係のほうが難しいと感じるので、

「まず権利関係を早めに習得しよう」と考えてしまいます。

なぜか人は

「難しい問題をクリア出来たら、簡単な問題もクリアできる」

と勘違いしがちです。

宅建試験の場合は全く科目が別なので、上記の考えは成り立ちません。

繰り返しますが、試験に合格する方法は1点でも多く点をとることです。

暗記だけでは不十分で、法の理解や応用が求められる権利関係よりも

暗記すれば解ける問題を優先しましょう。

ツネが学習した順序は以下のとおりです。

  1. 宅建業法
  2. 免除科目
  3. 法令上の制限
  4. 税その他
  5. 権利関係

それでは具体的な学習方法について解説します。

まずは最優先で宅建業法を完璧にする

①12年分の過去問の問26から問45までを3回解く

ツネが実践した方法は、まず下記の過去問のテキストを購入し、12年分の過去問を解けるようにしました。

この過去問題集の問26~問45までを12年分、3回繰り返し、点がとれるようにします。

問26~問45は「宅建業法」の問題です。

まずは過去12年分の問26~問45は完璧に解けるようにしましょう!

最初は分からないと思いますので、1問1問の問題と解答、解説を読みながら丁寧に1問ずつ進めてください!

3回繰り返すうちに段々と

「こんなときはどうなんだろう」とか

「似たような問題なのになんで答えが違うのだろう」などの

疑問がでてきますので、そんな時は以下の教科書を見て問題を解決していってください。

②直前予想問題集の問26~問50を3回解く

過去12年分の宅建業法(問26~問45)を3回解けばある程度、知識が身についているはずです!

次に下記の直前予想問題集の問26~問50を3回解きます!


※問46~問50の免除科目は直近の不動産の情勢などが出題されるので、過去問を解いても意味がありません。

そのため、予想問題で知識を身につけます。

おそらく直前予想問題集で、過去問の知識だけでは解けない問題がありますので、

間違ったところは必ず解説を読んで、教科書で確認し、理解するようにしてください。

ここまでいくと問26~問50の問題が解けるようになります。

50問中25問の半分を解けるようになるので、合格の可能性も見えてきてモチベーションも保ちやすくなります!

法令上の制限+αで一気に合格点に近づける

①12年分の過去問の問11から問25までを3回解く

法令上の制限は問14からですが、あえてここでは

問11から過去問を解いていきます!

理由は、問11から問13は権利関係ですが、毎年同じ項目が出題されているからです!

問11・・・借地借家法(借地)

問12・・・借地借家法(借家)

問13・・・区分所有法

権利関係は後回しとお伝えしましたが、この問11~問13の3問は、出題される項目が決まっていますし、

他の権利関係の問題と比べて、暗記で点がとれる場合が多いので、過去問を解いていけば本番の点にも

繋がりやすいと思います。

法令上の制限と税その他は、思い切り暗記の項目です!

覚えることは多くて大変ですが、逆に言えば覚えてしまえば確実に点がとれる項目です!

気合いで覚えましょう!

②直前予想問題集の問11~問25を3回解く

学習の進め方は宅建業法と同じです。

直前予想問題集を進めていくと過去問だけでは解けない問題がありますので、

解説や教科書を読んで理解していきましょう!

実はここまでの学習で宅建は合格できる

ここまでの学習で50問中40問の学習をしたことになります。

実はここまでの学習が完璧なら宅建に合格することは可能です。

以下はこれまでの宅建の合格点をまとめたものです。

このように平均は34点~35点が宅建の合格点です。

最高点でも令和2年度10月の38点なので、ここまでの40問で確実に点がとれれば

宅建に合格することができるのです!

ツネが難しい権利関係をいちばん最後にしましょう!と言った理由はここにあります。

目標は試験に合格することです。

宅建試験の場合、40点とれれば合格できるのに、なぜか日本人は満点を目指します。

試験に合格したいなら効率よく40点を目指しましょう!

時間に余裕があれば権利関係を学習する

最後に時間に余裕があれば権利関係を学習しましょう!

学習方法は今までと同じで過去問集⇒直前問題集でOKです!

問1~問10を全て捨ててしまうのは、勿体ないので時間に余裕がある方は

基本的な部分は学習しておきましょう!

紹介した過去問集と直前問題集であれば問題ごとに重要度ランク分けがしてあるので

重要度の高いAランクやBランクをおさえていきましょう!

試験当日まで他の直前予想問題集を解いていく

ここまでの全てのメニューをこなした後は、本番を想定して時間を計りながら

他の直前予想問題集を解いてみましょう!

以下のテキストなどがツネのおすすめです!

【超重要】宅建試験本番の問題を解く順序

いざ本番での超重要なことをお伝えします。

それは試験当日の問題を解く順番です!

この学習方法で進めてきた方は以下の順序で問題を解いてください!

  1. 問26~問50
  2. 問11~問25
  3. 問1~問10

宅建の試験時間は120分ですが、時間が足りないことはよくあることです!

時間が足りずにとれるはずの点がとれなかった

なんてことを避けるために必ずこの順番で問題を解いてください。

この順番だと例え試験時間が足りなくてもいちばん学習していない

問1~問10を残すことになります。

他の問題が解けていれば合格の可能性はかなり上がります!

これを真面目に問1から問題を解いていくと難しい権利関係に苦戦してしまい

せっかくいちばん勉強した宅建業法を焦りながら解くことになります。

問1~問10は数問とれればラッキーくらいと思っておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

ただ闇雲に勉強するのではなく、このようにしっかり作戦を立てて学習していけば

効率よく合格を目指すことができます!

また試験問題後半の宅建業法(問26~問45)と免除科目(問46~問50)を先に学習し

後半の25問で22点~25点をとれるようになってくると、もう少しで合格点にのることができると

モチベーションが維持することができますし、心が折れそうな権利関係もそれほど重要視する必要が

なくなるので、勉強が継続しやすいと思います!

ツネで合格できたのですから、あなたも必ず合格できます!

何か相談したいことがあればいつでもご連絡ください!

ひとりでも宅建試験の合格を目指す方のお役に立てれば幸いです!

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